誰にも信じてもらえない体験って誰にでも・・・ないか。
お題スロットを見ていた。色々なテーマというか、お題があるのですね。
こういうお題スロットで記事を書いている人は、あまり見かけないのですが面白そうなテーマがあったので書いてみることにします。
今から数年前、大学生だった私は父親の友人が経営する留学専門会社の案内でイギリスに短期留学をした。他の国、例えばアメリカや大学で勉強していたドイツ語圏の国でも良かったのだが、父、兄と2人とも学生時代イギリス留学経験があり私自身「留学するならイギリス」という思いがあった。食事がイマイチだという話はよく聞いていたが*1、当時ハリーポッターのモデル地を巡ってみたかったこともあり最終的に決断した。
留学したのはロンドンから少し離れた距離にあるオックスフォードにある学校。英語漬けの日々だったが、同じクラスに日本人がいて週末はよく彼女たちと出かけた。もちろん他の外国人留学生、なぜかその学校はイタリア人が異常に多かったが、とは毎夜パブとディスコで遊びまわる日本に住んでいたらありえない体験をしていた。葉巻タバコや水タバコも体験したが、あまりおいしくなかった。
前述のことは記事にするほどの衝撃度は無い*2。
誰に言っても信じてもらえないのが
「ロンドン迷子&観光事件」だ。
学校の企画でロンドンへのショートトリップ(遠足)に行った時、まさかのバッキンガム宮殿で観光客の流れに巻き込まれ、迷子になったのだ。
友人たちを探そうと思ったが、携帯電話を持っていなかった私はひとりで観光することにした。遠足のしおりに帰りのバスの時間が書いてあったのでそれにあわせれば大丈夫だと。
歩いて大英博物館、ナショナルギャラリー、紅茶の葉を買いにフォートナム&メイソンまで行ったり、ロンドンバスに乗ったり、お昼をパブで食べたり。ツアーに参加だったため、観光パンフレットも持っていなかったので自分のカンとロンドンの地図を頭に浮かべた自分の記憶力を頼って歩き回った。
おかげで夕方のバス出発時間にはお土産を両手に持ってきて間に合った訳だが、私を探し回っていた友人に怒られました(笑)私はロンドン観光満喫してきましたから。
こうして文章にすると自分のサバイバル能力がすごいと思いました。
北海道の少年ではありませんが、人間って案外生き残るための能力があるんだなと実感させられました。